秩父平氏の盛衰 畠山重忠と葛西清重 [ 嵐山史跡の博物館（埼玉県立） ]

畠山重忠と葛西清重 嵐山史跡の博物館（埼玉県立） 東京都葛飾区郷土と天文の博物館 勉誠社展覧会　図録　カタログ チチブ ヘイシ ノ セイスイ ランザン シセキ ノ ハクブツカン(サイタマ ケンリツ) トウキョウト カツシカク キョウド ト テンモン ノ ハク 発行年月：2012年05月 ページ数：339p サイズ：単行本 ISBN：9784585220381 畠山重忠と葛西清重ー博物館から秩父平氏を考える／第1部　総説（畠山重忠ー虚像と実像／源平合戦と葛西氏／河越氏・畠山氏等秩父家と武蔵国留守所惣検校職）／第2部　秩父平氏・畠山重忠とその時代（畠山重忠とその時代／武蔵国留守所惣検校職の再検討／秩父平氏の本拠を探るー畠山氏を中心として／秩父平氏の聖地ー武蔵嵐山／全国に及ぶ重忠伝承）／第3部　秩父平氏・葛西清重とその時代（秩父平氏と葛西氏ー鎌倉幕府成立史の観点から／武蔵国南部の秩父平氏ー豊島氏と江戸氏の動向を中心に／鎌倉御家人畠山重忠の軌跡／葛西清重の軌跡） 知勇兼備の武将として「坂東武士の鑑」とされながら、謀略により一族もろとも滅ぼされた畠山重忠。のちに幾多の伝承を形成する重忠ほどの華々しさには欠けるが、軍功を重ね、いくたびかの政変を乗り切って、東北の所領を維持した葛西清重。二つの相異なる鎌倉武士のあり方を、最新の中世史研究の成果、中世考古学資料、各地域にのこる伝承など多角的な視点から論じ、秩父平氏の実像を明らかにする。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史 ホビー・スポーツ・美術 美術 その他